2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

月間MVP

10月は何といっても三森和明君(14歳)。西部名人戦挑戦者決定大会では、史上最年少で優勝。11月18日の3番勝負で、勝部素光名人に挑む。 三森君は小学校4年から西部支部道場に通い始め、阿部副支部長、興津4段の指導のもと、力をつけてきた。多くを語るより…

食糧危機

一昨日の夜は、土産にもらった「きりたんぽ」を初めて食べた。しかし、晩酌のツマミ感覚が悪かったのか、だんだん腹が張ってきて、飲めなくなってくる。きりたんぽと言っても、ご飯の固まり、これが鍋のメインなのだから、おにぎり・汁・ビールの組み合わせ…

初段免状獲得将棋大会

主催 日本将棋連盟 鳥取県西部支部 とき 11月4日(日)受付:9時半 開始:午前10時 ところ 米子市和田町 西部支部道場 参加資格 鳥取県内在住者または西部支部会員 クラス 一般の部 上位2名に初段免状 小学生の部 優勝者に初段免状 試合方法 一般の部 スイ…

速報!鳥取県アマ名人戦挑戦者決定大会

松本英樹君(鳥取西高2)、おめでとうございます。 松田隆名人との3番勝負は、11月25日(日)、鳥取市にて。 (敬称略) 準々決勝 浅野和広 負 対 山田収 勝 松本憲太郎 勝 対 山内宏悦 負 松本憲幸 勝 対 岡野宏司 負 吉田隆悦 負 対 松本英樹 勝 準…

謝依旻

昨日のカラスは一日市内を飛んでいました。 朝は道場で棟梁とお掃除、昼は田中支部長らと共にベルライト、午後は米子市児童文化センターの子供将棋クラブ、それから富益公民館の公民館祭、3時を過ぎてまた道場、6時に本の学校・・・ 昨日ある方に教えて頂…

田中康晴大賞

今年で13回目になる田中康晴大賞の時期が近づいてきました。 田中康晴支部長(写真)から、その年最も活躍した人に左馬の飾り駒が贈呈されるもので、大賞(1名)と優秀賞(2名)があります ちなみに、昨年は、大賞が70歳で西部名人位を取った勝部素光…

日が暮れて

取材は無事終了、ホテルでチェックインを済ますと、午後6時、西部支部の新道場(今年5月新築)で歓迎会が始まった。昨日、境港まで買出しに出かけ調理したカニや貝で大いに盛り上がり、岩根プロを囲んだ小宴は午後9時まで続いた。岩根プロは達筆で色紙を…

戦いすんで…

4時30分。「将棋クラブ」は終了。「王手を言った、言わない」という子供同士の対局があったことから、「必ずしも言わなくてもよい」ということを西部支部スタッフから説明。最後にJリーグの昇級者を発表、参加者全員で拍手して閉会となった。 4時50分。最…

富益公民館

岩根女流プロの指導対局(二面指し)の2回目。中学生の塩見晴義君(2級、福米中2年)は2枚落ち。センターの「将棋クラブ」そして斉藤教室で頭角を表してきた実力者で、上手に挑戦していくチャレンジ精神はナンバーワンである。「これから一年で皆を追い抜…

 女流プロが我が町へ  その3

将棋世界誌の企画で、女流プロの岩根さん(写真、西部支部道場で)が米子に来てから,ちょうど2年。 以下の文章は、その頃(平成17年10月頃)書いたものです。

はい!チーズ

会場で「将棋クラブ」の手合いの組み合わせに追われていると、「ありがとうございました、この本。家族全員で読みました。」M君のお母さんが返本してくれたのは、清水市代倉敷藤花の「天辺(てっぺん)」。将棋と真剣に向かいあい、家族の力で頂点に登りつ…

センターの力

9月上旬、米子市児童文化センターで、雑誌「将棋世界」を手に取材の説明をし了解を得たあと、「歓迎の気持ちを表したいのですけど・・」と持ちかけると、センターの田邊さんは米子市役所の大型プリンターを借りて、こうして特大のポスターを用意して下さっ…

女流プロが我が町へ その2

将棋世界誌の企画で、女流プロの岩根さん(写真)が米子に来てから,ちょうど2年。 以下の文章は、その頃(平成17年10月頃)書いたものです。

指導対局始まる

岩根プロはスピーチが終わると、歓迎の特大のポスターを背に指導対局(二面指し)に入る。飛香落で挑戦する中学生三森和明君(初段、福米中1年)は、西部支部道場に通い始めて4年、生え抜きの逸材である。大阪や鳥取市の将棋大会に参加するなど、ご両親の理…

会場は児童文化センター

思えば、将棋世界の田名後健吾さんから鳥取県西部支部に取材の申し入れがあったのは、2ケ月前の夏の日。「岩根忍の将棋って楽しい」の企画で、内容は小中学生との指導対局と周辺の写真取材。 日本で一番小さい県、その西端の米子市の日本将棋連盟鳥取県西部…

女流プロが我が町へ

平成17年秋、曇天の午後2時。会場の壁いっぱいに貼られたポスターは、「岩根忍の将棋って楽しい」の特大文字。「私は小学校から将棋を始めて、一年間10級のままでした。強くなったのは、詰将棋を教えてもらい、毎日解くことに夢中になってからです……」。笑…

女流プロが我が町へ その1

あれから、ちょうど2年経つ。将棋世界誌の企画で、女流プロの岩根さんが米子に来てから。(写真は紅葉の大山にて、将棋世界06年1月号より) 当時の楽しい思い出を振りかえり、その中で21日の大会で旋風を巻き起こした十代の奮闘ぶりにもふれてみたい。 以下…

大会案内

初段免状獲得将棋大会 主催 日本将棋連盟 鳥取県西部支部 とき 11月4日(日)受付:9時半 開始:午前10時 ところ 米子市和田町 西部支部道場 参加資格 鳥取県内在住者または西部支部会員 クラス 一般の部 上位2名に初段免状 小学生の部 優勝者に初段免状 試…

昨日のこと

昨日の西部名人戦挑戦者決定大会。今年で30期。年月の経つのは早いものと思います。 かつてこの大会で優勝して挑戦者になるのは、早くで三十代以上でした。20代の挑戦者が出たのが、平成5年の池本氏26歳、平成11年の山内氏24歳で、ごく稀(まれ)なことでし…

速報!西部名人戦挑戦者決定大会

Aクラス 優勝・三森和明(福米中) 準優勝・塩見晴義(境高) 3位・興津信之(米子市) 山根一郎(境港市)Bクラス 優勝・渡部哲大(大社高) 準優勝・須山啓(安来市) 3位・西村隆樹(安来市) 林田政信(米子市) Cクラス 優勝・塚本健太(出雲市) 準…

岡山行かいや、小豆島!

昨日は夜になって激しい雨が降りました。道場は7人と寂しそうですが、にぎやかで話が絶えないのが西部支部。話題は里見香奈さんで、女流名人戦の現在の成績を確認すると(連盟HPを見れば分かることですが)次の通り。 女流名人は矢内理恵子4段(27歳、埼…

大会予想

西部名人戦挑戦者決定大会 長い夏が終わり秋らしくなったとは言え、日中の日差しはきついですね。 大会まで、あと二日となりました 昨年は勝部素光氏が挑戦者となり、11月の三番勝負では見事名人復帰を決めました。 21日の大会はヒートアップしような予感が…

夢の西部名人位

平成13年11月18日 第24期西部名人戦三番勝負 第3局 最終譜 ▲名人 平野琢也(米子市、33歳) △四段 池本健 (米子市、35歳) (E図)△6二飛▲8一成銀△同玉▲8三歩△7三銀打▲8二歩成△同飛▲8三歩△8四銀▲同玉△9三金▲7四玉△8三金▲6五玉△6八角成▲6一銀…

将棋は執念

平成13年11月18日 第24期西部名人戦三番勝負 第3局 第3譜 ▲名人 平野琢也(米子市、33歳) △四段 池本健 (米子市、35歳) (写真は、奈良興福寺阿修羅立像)(D図)△6七と▲同金△6九飛▲6八金打△5九飛成▲8四歩△7二銀▲同銀成△2二飛▲6二歩△5五馬▲8三歩…

穴熊攻略法

平野さんは飛車先を突き捨ててから5五に手を戻す。2四歩をタイミングよく指せる人は居飛車党の熟練者だ。池本さんは我慢にがまんを重ねたわりに局面はどんどん苦しくなっていく。私は中飛車穴熊6四銀型が相穴熊で勝った棋譜をほとんど見たことがないので…

罪悪感と恐怖心

相穴熊の将棋となった。穴熊は大駒を切る派手な攻めの豪快なイメージが強いが、相穴熊はお互いの陣形にあまり差がないため、むしろ少しづつポイントを稼いでいく細かい将棋になることが多い。 また、居飛車は2五歩と伸ばしている分、主導権を握りやすいとい…

西部名人戦・K氏の軌跡 (11)

平成13年11月18日 第24期西部名人戦三番勝負 第3局 第2譜 ▲名人 平野琢也(米子市、33歳) △四段 池本健 (米子市、35歳) (写真は大山) (B図)△6四銀▲6六銀△7四歩▲6八角△5一角▲9六歩△9四歩▲3六歩△7二金左▲1六歩△1四歩▲4六角△3二飛▲2七飛△5二飛▲3七桂△…

西部地区最強者決定戦

平井氏引退後、名人は山内、平野と代わり、戦国時代の様相を呈してきた。 01年、K氏(写真は若い頃)は3度目の挑戦権を獲得、年少の平野名人と対戦する。 K氏が級友の三木徹氏と将棋を始め、西部名人を夢見たのが、81年(昭和56年)の15歳の時。今日から、…

攻め将棋

先週、赤旗県大会を制した山内氏、その会話はテンポがいい。 山「キョウヅさん(旧知の間柄)、先週の赤旗(県大会)、どうして原田君*1に勝ったんですか。」 「どうして」が意味深で、戦法とことなのか、他の意味なのかよく分からないので、ちょっと間があ…

牛にひかれて

米子は木曜からの和牛博で、どこに行っても牛の話題。*1昨日は、みんな将棋は忘れているのではと、思いきや・・・ 児童文化センターのこども将棋クラブは、38人の大盛況。中でも新人が21人、そして女子が6人と、いい感じのようである。興津氏一人で切り盛り…