昨日のこと

決勝戦

 昨日の西部名人戦挑戦者決定大会。今年で30期。年月の経つのは早いものと思います。
 かつてこの大会で優勝して挑戦者になるのは、早くで三十代以上でした。20代の挑戦者が出たのが、平成5年の池本氏26歳、平成11年の山内氏24歳で、ごく稀(まれ)なことでした。ところが平成16年の田口智士君16歳が、そして今回三森君14歳がさらに記録を塗り替えた。(三森君の決勝の相手の塩見晴義君もまた15歳)*1右の白黒写真は今日の日本海新聞より。
 昨日は、午後から勝部名人(71歳)が会場に顔を出されたが、決勝戦の組み合わせの若い二人を見て、驚かれたことだろう。この棋戦を第一期から知る人は、改めて歳月を感じるのではなかろうか。





写真は、左が塩見君、右が三森君。福米中の先輩・後輩対決である。名人の勝部素光氏(塩見君の左)の姿が見える。


過去の西部名人位
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*1:最年少の名人は平成11年の山内氏24歳