2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

月間MVP

今日で8月は終わり。この数日続く長雨で、暑さも終わってくれればいいのだが。 さて、この夏、一番生き生きとしていたのは、夏休み特別将棋大会(8月18日)で、弐段免状を獲得した塩見晴義君(境高1年)。小六から道場に通い始めて5年目。落ち着いた子で、一…

美しい日本語

この夏は特に暑かったので、将棋を指しながら何か涼しいことはないかと考えていた。 数年前の猛暑の日、新大阪の駅付近で「氷見港直送」と書かれた寿司屋のノボリを発見した。「氷を見る!氷見!」この2文字を見た瞬間、体の中を涼気が抜けていくようだった…

板谷進九段の言葉 

すでに述べたが、鳥取県王将戦は、その後21世紀王将戦、アマ王将戦へと変遷していく。 当時の西部地区では、鳥取県王将戦は米子支部が管轄していた。ここから、少し話はそれる。当時の西部地区の状況、そして西部支部がこの棋戦を管轄する経緯についてふれた…

昭和59年鳥取県王将戦3番勝負(後)

鳥取県王将戦は、その後21世紀王将戦、アマ王将戦へと変遷していくのは、すでに述べた通りです。 昭和59年の西部支部の機関紙より。 王将戦三番勝負を振り返って(続)(鳥取県王将 平井正人) 第二局、北村氏の三間飛車対左美濃戦法の戦いになった。私の…

昭和59年鳥取県王将戦3番勝負(前)

鳥取県王将戦は、その後21世紀王将戦、アマ王将戦へと変遷していくのは、一昨日述べた通りです。 そこで今日は 、昭和59年12月の西部支部の機関紙にある平井氏の文章で、当時の様子を紹介したい。 実は、このことについて、昨日、平井氏から難色を示されたの…

暑中お見舞い申し上げます

暑中お見舞い申し上げます。 盆も過ぎれば、残暑見舞いかもしれません。 昨日の道場は、午後2時を過ぎると、次々に馴染みの顔、新しい顔、懐かしい顔・・・で、27人となり、この夏最高の人数となった。 アマ名人戦代表のパワフル山内氏が顔を見せ、岡田順治…

アマ王将戦の変遷1

西部支部は80年創設(昭和55年)で県内では新しい支部であった。 84年(昭和59年)の大会を見ると次の通りとなっている。 1月15日 県知事市長杯争奪戦 3月 4日 米子市公民館対抗戦 3月25日 春季大会 4月15日 第5回創立記念大会 5月27日 第2回米子将棋…

道場案内(再掲)

西部支部道場の案内を詳しく説明したいと思います。 国道431号沿いを米子市内から境港方面へクルマで走ると、右に美保湾、左に松林と言った景色の場所です。 富益町交差点を過ぎると、左手にパチンコ「デルパラ」の看板が見えます。ここで速度を落とします。…

左馬

米子は昨夜来、激しい雷と雨。これで暑さが一段落してくれれば、よいのだが。 先週土曜の西部支部道場。 炎天下の日で、外に出ると、日傘を差した女性が子供を連れ、和田2区の小路のところで道場の看板を見上げている。 看板は木製で、小路から見やすいよう…

全国高校竜王戦結果

[3回戦]太字が勝者 横山大樹(北海道)ー浅野大輔(宮城) 片山 晃(大阪) −藤居 賢(長野) 畠中弘哉(福井) ー杉野友輔(愛知) 姫嶋 尚(京都) ー米谷雅彦(沖縄) 【準決勝】 横山大樹(北海道)―片山晃(大阪) 畠中弘哉(福井)―姫嶋尚(京都) 【決勝】 横山大樹―…

第24期全国アマ王将位山陰大会

主 催 毎 日 新 聞 社 日本将棋連盟 鳥取県西部支部と き 平成19年9月16日(日)受付9:30 開始10:00 ところ 米子市文化ホール(米子駅前) クラス ○ A・B・Cの3クラスとこども王将戦(小・中学生) 賞 品 ○ A・B・C の3クラス共、優勝者に20世紀梨(1…

HPの紹介

北海道からの発信です。楽しいですよ。是非ご覧ください。 学生将棋ホームページ

高校竜王戦

第20回記念高校将棋竜王戦全国大会が、8月21日・22日に福岡県太宰府市で行われます。 鳥取県代表・松本憲太郎君(鳥取西3)、島根県代表・渡部哲大君(大社高2)、長野県代表・藤居賢君(長野南1)の健闘を祈ります。 藤居君は小学生の頃、松江に住んでい…

楽しい思い出(後) 週刊ポストの企画で、芦沢孝行氏(米子市両三柳)が田中寅彦九段に挑戦したのも、今は良き思い出となった。 当時の誌面で、湯川恵子さん(観戦記担当)にバッチリまとめて頂きました。以下、抜粋のイイトコ取りです! 『(略) さて、こ…

週刊ポストの企画で、田中寅彦九段が米子に来られたのは、?年前の楽しい思い出。 写真は、芦沢孝行さん(米子市両三柳)の栄えある挑戦の瞬間。 同行の湯川恵子さんには、米子をしかっりPRして頂いた。大きめの活字から入ります。 「逃ぎょか逃ぎょかと米…

北島国造杯将棋大会(島根県大社町)の結果

カラスは、昨日午後から所用のため米子を離れ、本日(19日)夜、帰って参りました。*1 興津氏には、前記の大会結果UPをしてもらい、ありがとうございました。 さて、今日の北島国造杯将棋大会(島根県大社町)の結果は、我が鳥取県の森田氏の優勝。喜びの…

夏休み特別将棋大会結果

18日に西部支部道場で県内の小・中・高校生12名の参加のもと スイス式トーナメント(6局)の熱戦をくりひろげました。 結果優勝 戸國 峻(鳥取西高校3年) 6戦全勝 参段免状 準優勝 塩見 晴義(境高校1年) 4勝2敗 弐段免状 3位 本池 達也(美保…

匠のココロ

焼けるような暑さの日が続きます。 日が暮れた午後8時、道場に着くと、興津氏は今日の大会の念入りな準備をしている。興津氏が南東側の窓を指しながら、「これ、どうしたの?」と聞く。見ると、窓全体に外側から簾(すだれ)がほどよく掛けられている。先週…

山陰10冠

この山陰にタイトルっていくつあるのか、整理してみたところ・・・。 まず誰もが目標とするのは、西部名人位。(県西部地区&西部支部会員限定)日本海新聞の紙面の扱いも大きく、知名度の高い棋戦である。昨年暮れ、勝部素光氏(米子市)が26年振りに名人位…

夏休み特別将棋大会

下記の日程で将棋大会を行いますので、ふるって参加ください。 主催 日本将棋連盟 鳥取県西部支部 記 とき 平成19年8月18日(土曜)受付:9時半 開始:午前10時 ところ 米子市和田町 西部支部道場 参加資格 鳥取県内の小・中・高校生 参加料 千円(食事付) …

「雲外蒼天」のタオル

日本海新聞将棋欄には、昨日から興津信之氏の観戦記(米沢保―塩見竜平)が掲載されています。米子の中学生対決です。ご覧下さい。 昨日夕方、TSKでは里見香奈さんの特集(10分くらい)を放映していました。大変な人気ですね。先月、米子将棋まつりで会…

琴桜が死去

元横綱琴桜が死去。昨日の日本海新聞は一面トップ、NHK鳥取は夕方に追悼番組。 琴桜で思い出すのは、① 米子の駅前で優勝パレードがあったこと、② 横綱に昇進した時、TV解説の玉の海梅吉が「古木(こぼく)に新芽が吹いた」と表現し、北出アナは相槌(あ…

宮崎・宮脇戦

昭和38年6月18日 米子市大篠津町 足立康雅宅 ▲四段 宮崎秀雄(米子市 ・28歳) △五段 宮脇敏行(美保関町・66歳) 宮脇敏行氏は大田学氏の師匠格にあたり、第6期(昭和29年)アマ名人戦鳥取県代表。 (A図から)▲43銀成△12飛▲53歩△96歩▲98歩△22角▲同角成△同…

日本一

昨日の米子はとにかく暑かった。夕方のニュースで、38.6℃で日本一の気温と報じられていた。 ところで、西部支部道場で日本一と言えば、宮崎秀雄氏。04年の全国シニア名人戦の優勝は、森・宮脇・大田という鳥取県棋界の系譜の集大成とも言える。

昭和37年11月3日 米子市大篠津町 足立康雅宅 ▲四段 宮崎秀雄(米子市・27歳) △五段 森恵十 (米子市・81歳) 森氏は当時の山陰棋界の長老で、大正の末から昭和の初めにかけて、中国一円で無敵を誇った強豪。 72歳の時、第4期(昭和27年)アマ名人戦鳥取県代…

記録によると、アマ名人戦は昭和22年(1947年)から始まっているが、鳥取県から代表が出たのは昭和24年(1949年)となっている。 第1期から第3期は大田学氏*1、第4期(昭和27年)が森恵十氏、第6期(昭和29年)が宮脇敏行氏である。大田氏は35歳から37歳の時…

明日からお盆

昨日の道場は、20数人の子供達で盛況だったが、冷房がまったく効かない状態。そんな中でも、今年77歳の阿部副支部長は姿勢を崩さず、指導対局を続けておられた。感服の一言であります。 明日からはお盆。 今は亡き棋友にささげた句を紹介したい。(安来市・…

仕事その2

続いて、お盆が近づき、それぞれの予定を語っていたが、その話題に入っていなかったのが、パチンコで負けて不運を嘆くY田参段。 すると、H井氏が「Y田、盆は仕事か!」 盆は休みに決まっているのに、怪訝(けげん)な表情のY田参段。 「テレビCM見てな…