2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

月間MVP

一昨年の11月、史上最年少の14歳で西部名人位に就いた三森和明君。 続く昨年の第31期西部名人戦三番勝負は、初の防衛戦だった。挑戦者として名乗り出たのは、3ヶ月ほど年少で同学年の本池達也君。二人は将棋を始めた時期も違い、棋力は三森君が大きくリード…

今日の里見香奈倉敷藤花

昨日の山陰地方は、暖かい秋晴れの一日でした。 今日、女流王位戦予選2回戦で、里見香奈倉敷藤花は岩根忍女流二段と対戦します。里見さんは今期7勝6敗(うち男子プロに3敗)、岩根さんは今期12勝11敗(うち男子プロに1勝)。二人の対戦成績(通算)は、…

大会検証

昨日の朝は気温がぐっと下がり、中海周辺では放射冷却現象も見られ、日中は気持ちのよい青空の広がった秋の一日でした。 今日は、西部支部の管轄する大会についてコメントしてみたい。 日本海新聞主催で、西部名人戦。県西部地区(米子、境港、郡部)の第1人…

山陰10冠検証

西部名人位と県アマ名人位の二つの挑戦者は、既報の通り、三森和明君(16歳、米子市)に決定している。 こうして名前を見ると、現鳥取県棋界No1の山内宏悦氏がタイトル3個で一歩リード。さらに原田・本池君が2個づつ。高校生が一般棋戦でタイトルを取ると…

仲良し道場2

土曜日の道場、賑やかな雰囲気の片隅で、本棚から雑誌を取り出している中学生がいた。 「うわー、昭和50年の将棋世界だぁ〜」 「それって、いつ?」小学生が近づいて話しかける。 「え−と、昭和50年は1975年だから、34年前だ。」 「すごい昔だ!写真がみんな…

県アマ名人戦

昨日は県アマ名人戦挑戦者決定大会出場のため、鳥取市の日本海新聞社本社まで行ってきました。他に塩見、三森、本池の高校生3名と田口君もいましたので西部支部からは五名参加です。 高校生3名と私はくじで同じ山に入ったので決勝戦に残れるのは一人だけで…

仲良し道場

土曜の午後は、小学生を中心に20人前後とまずまずの盛況。 午後3時ともなると、仲のよい同志が遊び始め、それが徐々に広がり、甲高い声の合唱が始まる。中には他人が対局しているのを忘れて、道場の畳の部屋を走り回る子もいたりで、賑やかなことこの上ない…

第37期鳥取県アマ将棋名人戦挑戦者決定大会の経過

準決勝 山内宏悦(鳥取市)●−美澤亨(鳥取市)○ 塩見晴義(米子市)●−三森和明(米子市)○ 決勝 美澤亨(鳥取市)●−三森和明(米子市)○

日本海新聞観戦記のこと

鳥取県アマ将棋名人戦挑戦者決定大会が、10月25日(日)、鳥取市の新日本海新聞社5Fホールで開催される。 案内によると、参加資格は『新聞棋戦出場者(敗者も可)、本紙購読地域将棋愛好者』となっている。 新聞棋戦出場者というのは、日本海新聞の観戦記…

今日の里見香奈倉敷藤花

今日、里見香奈倉敷藤花は矢内理絵子4段と対戦します。女流名人戦A級リーグ7回戦です。ちなみに、これまでの対矢内戦は4勝3敗、今年8月の女流王将戦1回戦では矢内さんが勝っています。 高校生最後の年、初の挑戦獲得に向けて、大切な試合です。頑張ってく…

高校生の大会予定

11月7日(土) 倉吉市 倉吉体育文化会館 第18回全国高文連将棋新人大会鳥取県予選 兼第8回中国高校将棋新人選手権大会鳥取県予選 11月14日(土)〜15日(日) 近畿7県と福井・徳島・鳥取の計10県の代表選手による文化祭で、将棋部門の代表は次の通り。 【男…

挑戦者決定戦

日曜日におこなわれた西部名人戦挑戦者決定戦は、既報のとおり三森和明君が山根一郎さんに勝って本池名人への挑戦権を獲得しました。西部名人位の奪回を目指していた三森君にとってはうれしい勝利だったと思います。 挑戦者決勝戦を振り返ってみます。 三森…

速報!西部名人戦挑戦者決定大会

クラス 優勝 準優勝 3位 A 三森和明 ( 米子市 ) 山根一郎 ( 境港市 ) 石原拓道 ( 安来市 ) 勝部素光 ( 米子市 ) B 河本和希 ( 北栄町 ) 渡部誠 ( 米子市 ) 御神本章 ( 松江市 ) 柴田和夫 ( 米子市 ) C 竹内秀秋 ( 若桜町 ) 若月忠美 (…

K氏とは?(後)

夢の西部名人位 平成13年11月18日 第24期西部名人戦三番勝負 第3局 最終譜 ▲名人 平野琢也(米子市、33歳) △四段 池本健 (米子市、35歳) (E図)△6二飛▲8一成銀△同玉▲8三歩△7三銀打▲8二歩成△同飛▲8三歩△8四銀▲同玉△9三金▲7四玉△8三金▲6五玉△…

K氏とは?(中の続々々)

平井氏引退後、名人は山内、平野と代わり、戦国時代の様相を呈してきた。 01年、K氏は3度目の挑戦権を獲得、年少の平野名人と対戦する。1勝1敗の後、3番勝負の最終局を三木徹氏の観戦記(日本海新聞観戦記)で紹介したい。 将棋は執念 平成13年11月18日 第2…

K氏とは?(中の続々)

遠のく名人位当時の日本海新聞観戦記(山中幸雄)より 平成5年11月14日 第16期西部名人戦三番勝負 第二局 新日本海新聞社西部本社 ▲名人 平井正人(米子市、43歳) △四段 池本健 (米子市、26歳) (C図) ▲8四歩△同歩▲8五歩△7一玉▲8四歩△8二歩▲7四角…

K氏とは?(中の続き)

夢の挑戦 93年(平成5年)秋、K氏は、第16期西部アマ将棋名人位挑戦者決定大会で優勝、名人挑戦権を獲得した。当時26歳、最年少の挑戦者であった。 以下は、当時の日本海新聞より。 名人戦挑戦者を決める注目のAクラスでは、池本四段が初優勝を飾り、名人位…

K氏とは?(中)

なぜ、力が出ない! 84年(昭和59年)11月25日の第7期西部名人戦挑戦者決定大会は、米子市東町 米子市研修センターで行われた。 高校生にして初めて決定戦に臨んだK氏。決勝の対戦相手は、山中一央氏(会見町、54歳)。座を外して休息を取りに会場の廊下を…

K氏とは?(前)

昨日の日記で、指導員がK氏の再登場に期待していました。そこで、07年10月の日記のリピートで、K氏について振り返ってみます。 I was born ... 西部名人戦が創設されたのは78年(昭和53年)で、故高木栄典支部長や本居碩夫氏が日本海新聞社に働きかけ実現…

連休

9月の連休が終わったばかりなのに、今週も3連休です。先週は台風で学校が臨時休校になったりと、こども達が家に居ることが多いですね。勉強の進み具合も心配ですし親御さんも大変だとおもいます。日本の休日が多すぎるように感じるのは私だけでしょうか・…

西部名人戦の戦績

平成元年(89年)以降の戦績です。年齢を(一部推定)を入れてみました。 太字が勝者 太字が勝者。 期 西暦 名 人 挑戦者 第12期 1989 平井正人(38) 山根一郎(52) 第13期 1990 平井正人(39) 井原誠(51) 第14期 1991 平井正人(40) 角行孝(84) 第1…

ペッタイと名人

今年で32期目を向かえる西部名人戦。過去11人の名人が誕生している。 回数別で見ると、平井正人氏(米子市)が13回、山根一郎氏(境港市)と山住道明氏(米子市)が各4回、勝部素光氏(米子市)と上村猛氏(米子市)が各2回、角行孝氏(境港市)・山内宏悦氏…

西部支部のこと(後)

その頃の西部支部はイコール高木支部長であった。今思えば、先生の人脈で、公民館対抗戦(20代から60代までの5人1組)や中学校の団体戦が行われていた。また、大会の冠がないので、米子市長杯・境港市長杯も設けられていた。高木先生が精力的に活動されてい…

西部支部のこと(中)

昭和55年(1980年)7月、初めて西部支部の将棋大会に参加した翌日、勤務先に高木さんという人から電話がかかってきた。上福原の西部支部将棋道場(当時は毎日夕方から開催)への誘いであった。独身であったし、何よりの将棋好きなので、その後は毎日のように…

西部支部のこと(前)

18日の西部名人戦挑戦者決定大会。この大会は、西部支部の原点とも言える大会で、支部創設時はこの棋戦が一番大きい大会で、ほかに毎月棋戦はあったが、現在のような大きな大会はなかった。 画像は、昨年の第31期西部名人戦挑戦者決定大会。 西部支部が創設…

鳥取県キッズ支部HP

昨日、中部のキッズ支部がHPを始めたという野口さんのコメントが入っていた。羽合会館(囲碁・将棋道場)で長年活動しておられる方々が中心となり、昨年発足した支部で、野口さんが幹事長をしておられる。 野口さんは鳥大医学部(米子市)だったことから、…

赤旗県大会

昨日「はわい会館」で赤旗県大会があり、三森君、本池君と共に行ってきました。結果については師範代の日記に書かれているとおりです。高校生二人にとって県代表になるチャンスと思っていたのですが・・・将棋の出来がいまいちでした。聞けば高校生は試験シ…

土曜日の道場

昨日の道場は小学生を中心に20人ばかりだった。遊んで騒ぐ子がおらず、どの子も懸命に将棋に打ち込んでいた。中でも、正座で通す兄弟(小2と年長)がいて、挨拶もきちんと出来るし、好感度抜群というか、やはり道場の雰囲気がグッと締まってくる。 最近は高…

こども教室案内

西部支部道場では、今日つまり土曜日は、毎週午後1時からこども教室を開催しています。 95年(平成7年)から始まった教室は、阿部副支部長の主宰によるもので、現在は興津氏が補佐しながら、今年で15年目となります。教室としての成果が出たのは、この5、6年…

秋の大山

昨日はさわやかな秋晴れでした。秋の大山とナナカマドです。 カラスの勝手 「人気ブログランキング」に参加しています。 ←ここを1日1回応援のクリックお願いします。