日本海新聞観戦記のこと

 
 鳥取県アマ将棋名人戦挑戦者決定大会が、10月25日(日)、鳥取市新日本海新聞社5Fホールで開催される。
 案内によると、参加資格は『新聞棋戦出場者(敗者も可)、本紙購読地域将棋愛好者』となっている。


 新聞棋戦出場者というのは、日本海新聞の観戦記欄に登場した人を指す。1月の詰将棋や特別対局を除いて、2月から10月まで県アマ1回戦として50局以上の棋譜が紹介されている。11月から挑戦者決定大会準々決勝以降の棋譜、最後は三番勝負となる。
 一般の人は、年間通じて各地区で盛大に予選会が行われていると考えるだろうが、実際は違う。県アマ1回戦は名目で、全く違う大会の対局を掲載している。こうした形が良いのか、2年前に検討されたようだが、「現在のままでよい」と言う声が強く、今日に至っていると聞いた。
 また、日本海新聞の観戦記欄では、級位者の棋譜、最近では高校生の大会から採譜したもので、明らかに初心者の棋譜をよく見かける。アマチュアと言えども、一定の技量に達した人の将棋を紹介してほしい。
 折角の新聞紙面が県将棋界に活力を与える場となるよう、再考して頂きたい。


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画像は十月桜。(季節の花300)