2007-01-01から1年間の記事一覧

今回の旅は東京沼袋。JR高田馬場から私鉄に乗り換え、4つ目の駅です。 久しぶりに訪ねたこの街は、カラスがその昔住んでいたところで、将棋を始めたところでもあります。

少し前の話になりますが、11月31日に金沢でおこなわれた連盟主催の普及サミットに参加してきました。*1 米子からわざわざ金沢まで出かけたのは、会場が実家に近く里帰りを兼ねていたからです。途中朝ドラの舞台となっている小浜に一泊して新鮮な海の幸を味わ…

カラスが旅立ってしまったので、指導員が更新します。 阿部広之介君、朝日アマ名人戦山陰大会優勝おめでとう!ようやく実力発揮ですね。 指導員も弟子二人引き連れ大会に参加したのですが・・・予選一回戦の相手がいきなり阿部君でした。なんてくじ運が悪い…

 阿部(広)君、おめでとう!

昨日の朝日アマ名人戦山陰大会、優勝は阿部広之介氏です。*1 おめでとうございます。 リンク先→師範代の日記 阿部広之介氏(安来市)は、慶応大学を卒業して2年目です。郷里の千葉を離れ、転勤で安来市へやってきました。斉藤健一氏(大山町)が大学の先輩…

次の二手問題の回答

B図から▲8一飛成△5六歩(C図) B図では▲3一飛成とし次に▲3二桂成をみる順があった。△4一銀の受けには▲5二歩。 観戦記で本居氏は、次のようにふれている。 『「自信がなくなった」三好の自嘲だ。均衡は崩れたが、三好は投了しなかった。死ぬまでに五…

淀江の茶談義

81年(昭和56年)5月31日 先手 三好泰造(八頭郡郡家町、82歳) 後手 法本春雄(西伯郡淀江町、39歳) 対局場の窓より孝霊山がくっきり見えていた。西部農高も目の先だ。近くてテニスする姿ものどかにうつる。 この地方一体に人々が住みついたのは、今から六千年…

81年当時、鳥取市の浦田信一氏(鳥取支部長)が東部の強豪とともに淀江町を訪ねたもので、82歳の三好翁も3時間近く車に揺られて会場の淀江町中央公民館に到着されたと思う。 相手の淀江の法本氏は指し盛り、荒法師と呼ばれていた。 日本海新聞観戦記からの…

次の二手問題

誤植ではありません。次の一手ではありません。 B図で次の二手問題です。 ヒントは、一手目が三好翁の痛恨の一手、続く二手目は法本氏の痛快な一手としておきましょう。 答えは明日アップします。

最高の対戦

81年(昭和56年)5月31日 先手 三好泰造(八頭郡郡家町、82歳) 後手 法本春雄(西伯郡淀江町、39歳) 5月31日、快晴の日曜日。大山のふもと、美しい孝霊山のすそ野で、低くつらなる丘には壮大華麗なる数多くの古墳が築かれている、淀江町の中央公民館での対戦譜…

今週月曜夜の師範代のコメント『三好さんは私より上の世代の人でないと知らないでしょうねえ。80過ぎても山陰名人戦の県代表になった凄い人ですけど、亡くなって20年以上経ってますからね。』から、カラスは四日間長考しました。 で、郡家の三好翁に立ち…

道場点描1985 上福原道場時代の昭和60年、故高木支部長の文章。 「一方道場は、連日熱気ムンムン、チェスクロックのカチカチ・・・(中略)・・・また小学生にも、稽古熱心な児が二人おります。一人は4年生、一人は3年生とも棋力は同程度であります。*1 去…

昨日の女流名人戦A級リーグ最終戦、里見さんは中井六段に勝ち、これで6勝3敗となり、来期の順位が上がります。年内の対局は、23日のネット将棋・女流最強戦 (対斎田四段)が最後です。 詳細はリンク先→師範代の日記 ところで、夕べのTSKニュース、制…

今日は、女流名人戦A級リーグの最終戦を一斉に行います。 里見初段は、来期の順位をどこまで上げるかです。V(^◇^)V 挑戦権は、清水・斎田・甲斐の3名の争い。 降級の残り1名が、中井・本田・岩根の3名の争い。 現在の成績を確認します。(連盟HPよ…

第28期出雲王将戦

2日、挑戦者の雲南市の須山勇太さん(19)が、藤井真治王将(松江市)に勝ち、新王将となった。

里見香奈初段の特別対局

リンク先→今日の山陰中央新報

先週だったか、天満屋に行った。展示物の準備(手伝い)のためで、開店1時間前なのだが、すでに人が並んでいる。見れば、70代が多い。5階のスポーツ教室(水泳)である。知人が何人かいて、張りのある声でカラスに話しかけてくる。それと、結構テンションが…

カレーの話

(昨日の午後の道場にて、標準語を話す人の集まり) 写真は、境水道に停泊する漁船。 カラス こないだ借りたノート、ほら、昭和56年だったか、三好泰造氏(郡家町)と淀江の荒法師の将棋あったろう。本居氏の観戦記で。懐かしいし、ああいうのはブログでどう…

12月の予定

5日(水) 女流名人位戦A級9回戦 里見香奈初段 対 中井広恵六段 9日(日) 朝日アマ名人戦山陰大会(松江市) 昨年は米子で開催、一橋大学出身の山内宏悦氏(鳥取市)が優勝しました。準優勝が鳥取西高の松本憲太郎君、3位は慶応大学出身の斎藤健一氏(大山…

第24期全国アマチュア王将位大会

1日(土)予選から2回戦まで 山陰代表・長岡俊勝氏(埼玉)は敗退。 2日(日)準決勝の組み合わせ 南関東代表・樋田栄正(東京) 対 東京代表・伊藤享史(千葉) 前年度準優勝・山田洋次(神奈川) 対 四国代表 早咲誠和(大分) 樋田さん(写真右)は米子で…

ALWAYS

昨日、銀杏(いちょう)並木の米子駅前通りを後にして、東へ100キロ移動。行きの車中(JR)で読んだ「将棋三昧第6号 中四国学生将棋連盟 1984・4」、中身が濃く、田尻アマ名人や鹿野圭生女流初段の文章を読み返しているうちに昭和の時代にタイムスリッ…

第3譜:勝負と交流

05年(平成17年)3月19日 米子市皆生温泉 西部支部道場 ▲三森和明(米子市、12歳) △斎藤 健一(大山町、23歳) (D図)▲6四香△1六歩▲2六銀△9八龍▲6一銀△4二金寄▲6三香成△1七銀▲同香△同歩成▲同 桂△1六桂▲3九玉△6六馬▲4八金寄△同龍▲同金△5八金ま…

努力の賜物

第30期西部名人位に就いた三森和明参段(写真)の05年3月の棋譜(日本海新聞)を紹介しています。 今思うとこの頃は苦難の時で、大会での成績が伸びず、じっとこらえる姿を見てきた。 西部支部道場での斉藤氏や師匠の興津氏と出会いがあり、そして、三森君自…

第3譜:棋風

05年(平成17年)3月19日 米子市皆生温泉 西部支部道場*1 ▲三森和明(米子市、12歳) △斎藤健一(大山町、23歳) (C図から)▲5九桂△8九飛成▲6四歩△7二歩▲8二龍△6四銀▲9一龍△1五歩▲6八香△4四馬(D図) 西部支部道場においては、斎藤さんは「級密(…

新名人の若き日 (3)

第30期西部名人位に就いた三森和明参段(写真)の05年3月の棋譜(日本海新聞)を紹介しています。 名人と斉藤健一氏との出会いは、斎藤氏が帰省した04年。 06年1月、支部対抗戦鳥取県予選で、西部支部(斎藤、岡田順治、三森)は優勝、06年4月、支部対抗戦西…

第2譜 通過点

05年(平成17年)3月19日 米子市皆生温泉 西部支部道場*1▲三森和明(米子市、12歳) △斎藤 健一(大山町、23歳) (B図から)△4四角▲6四歩△7七角成▲7三歩△同飛▲7四歩△7六馬▲7三歩成△同桂▲6三歩成△同銀▲7一飛△6六馬▲7三飛成△6九飛(C図) 三森君…

新名人の若き日 (2)

第30期西部名人位に就いた三森和明参段の05年3月の棋譜(日本海新聞)を紹介しています。05年は大会での成績が伸びず、苦しんだ時期でした。 写真は三森君(中列右)、斎藤氏(後列右)。05年10月撮影。

第1譜・期待の新人

05年(平成17年)3月19日 米子市皆生温泉 西部支部道場*1(写真) ▲三森和明(米子市、12歳) △斎藤健一(大山町、23歳) 本局は、春の待ち遠しい三月中旬、米子市の西部支部道場で行われた。 先手の三森和明君(米子市、福米東小6年)は、西部地区期待の新人。…

新名人の若き日 (1)

今月18日、第30期西部名人位に就いた三森和明参段の若き日を検証してみたい。 03年7月の米子将棋まつり・ジュニアクラスで優勝、04年11月の市民将棋大会・Cクラスで優勝した。 これから紹介する棋譜(日本海新聞)は、05年3月の頃のものである。現在は穴熊を…

弓浜地区囲碁将棋大会

弓浜地区囲碁将棋大会=将棋の部= 日時:11月25日(日)午前9時〜午後3時 場所:米子市大崎 崎津公民館 写真は優勝トロフィー。 夜見2チーム参加のおかげで、6チームの総あたりとした。北浦名人戦からの直行者は7名。 優勝は、和田(矢倉、林田、高野)…

速報!北浦名人戦

日時:11月24日(土)午後8:45 〜 25日(日)午前7:00 場所:島根県八束郡美保関町大字北浦 太字が勝ち。 1回戦 OLDチーム(大将:大親分)とYOUNGチーム(大将:なにわの刺客)の対決で、6勝4敗でOLDチームの勝ち。 左がOLD、…