月間MVP

塩見君と岩根プロ

 今日で8月は終わり。この数日続く長雨で、暑さも終わってくれればいいのだが。
 さて、この夏、一番生き生きとしていたのは、夏休み特別将棋大会(8月18日)で、弐段免状を獲得した塩見晴義君(境高1年)。小六から道場に通い始めて5年目。落ち着いた子で、一生懸命将棋に取り組んできた。6月の大会ではBクラス優勝、西部支部の有望株である。免状獲得後の晴義君は、普段にもまして颯爽(さっそう)としていたとは言うまでもない。


 写真は、中二の時、岩根忍女流プロから2枚落ちの指導対局を受けた時のもので、以下の文章はその頃(17年10月)書いたものです。、
『岩根女流プロの指導対局(二面指し)の2回目。中学生の塩見晴義君(2級)は2枚落ち。米子市児童文化センターの「将棋クラブ」そして斉藤教室で頭角を表してきた実力者で、上手に挑戦していくチャレンジ精神は№1である。「これから一年で皆を追い抜くぞ」。今年、文部科学大臣杯第一回小中学生将棋団体戦鳥取県代表となり、東京の全国大会で大いに自信を深めた。東京での家族含めての滞在は、一生の思い出となった。2週間前の奨励会員との対局では敗戦、銀多伝の序盤がやや雑なところが気がかりだが、そこを凌げば大いに有望である。』


終局後の写真。