世界遺産

暑いがん!暑いがん!家におっても、熱中症になるようなこの暑さ。
一時の涼を求めて、米子から車で約二時間。世界遺産の大森銀山の間歩(まぶ:銀山の坑道)へ向かう。間歩の中に入ると、天然の冷蔵庫に入ったようで、外界との気温の差は相当あるはず。

ところが、大森に向かうと、景色が違う。車道は、石見銀山世界センターという真新しい建物に誘導されていて、そこからバスで大森の町並みや間歩に移動するというもの。山間の静かな場所は、県外から観光客であふれている。


で、石見銀山世界センターでしばし見学。車で間歩に向かうことはできず、と言って35℃の暑さの中を時間をかけて間歩まで歩くことはできない。世界遺産は、やはり手の届く所になければならない。折角ここまで来たのに残念!



昼食は大田市内に向かいます。三瓶川のほとりの仁万屋の食事処「代官」。


親切な係りの女性が仁万屋から代官まで狭い路地を案内してくれます。

そうそう、大森は江戸時代は天領だったんです。で、当時の代官が好んで使ったのが、代官鍋。
その代官鍋で、焼肉&野菜の水炊きを頂きます。肉は鶏、豚、牛で、味噌タレです。プロペラのようなのが鍋で、真ん中で野菜を水炊きし、外側(5箇所ある)で焼肉をします。自分の食べる分ほど、焼きます。時間をかけてゆっくり焼くます。焼肉の鍋は少し傾斜していて、脂(あぶら)分は手前の凹んだ箇所に流れて溜まります。料理は1人前(2千円)ですが、結構なボリュームなので価格的にもお奨めの店です。




焼肉は日本固有の料理だと実感し、そして代官鍋こそが世界遺産だと家族全員で認定した夏の一日でした。


リンク→仁万屋ホームページ


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