COOL JAPAN

COOLJAPAN司会のリサ・ステッグマイヤ

昨日、『COOL JAPAN』という日本に住む外国人のトーク番組を見ていたら、缶コーヒーの種類の多さは世界のどの国にもないようで、糖度まで細かく分類したところがCOOL(かっこいい)だと言う意見がほとんどだった。ただ、ブラジルの女の子だけが冷たいコーヒーというのはおかしい。コーヒーはホットでなければならない。だから、私は冷たいのは飲まない。なるほど!こういうのがCOOLなのだ!


ということで、昼は近くの蕎麦屋へ行く。
注文品が来るまでの間、隣のテーブルの会話が耳に入ってくる。家族6人で、お祖母さんらしき人が語っている。「こないだなぁ、自治会の後で皆でビールやつまみを持ち寄った時のことだけどなぁ、男の人が大きなボールに素麺を入れて、そぉから真ん中に大きな氷を入れて水が張ってなぁ、一気に手でかき混ぜただがん。そげしたら、ぐるぐるまわる素麺を皆が大喜びで食べてなぁ。他につまみが用意してあぁに誰も食べんだけん。」
とここまで聞いていたが、その家族は孫3人がゴソゴソしているし、若い父母は心配そうにその子らを見ていで、お祖母さんの話に対するリアクションがない。
「そぉで、素麺が全部無くなったた時のことだがん。」お祖母さんは、自分の両手を少し上にかざすと、「その男の人が『あらっ、ワシにの手、こげんきれいだ なかったにぃ!』って、言っとうなぁだがん。」以前として、お祖母さんの家族は静かであったが、周囲のテーブルは和やかな笑い声に包まれていた。


私の注文の品「釜上そば」がようやく来た。蕎麦はやはり釜上が本筋。一口二口食べていく。正直のところ、うまいというより熱い。食べ終わった時には、額に背中に汗が流れている。これがCOOLなのだと自分に言い聞かせていたが、店内のどの顔も冷たいざる蕎麦を食べながら涼しい顔をしていた。


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