スタチュー

karasunogyozui2009-11-25

 22日(日)の倉敷藤花戦第二局に向かう車中の話。
カラス「先週、井道さんに(女流名人戦リーグ)負けましたね。体調悪かったんですかね。」
支部長「う〜ん、勝たなければいけない。全部勝たなければ・・・」
カラス「そうですよね。どうすれば・・・」
支部長「『私は勝つ』そう自分に言い聞かせるのです。『私は勝つ』『私は勝つ』と、1万回、唱えるのです。そすれば勝てる。それがPL教の教えです。」
 強い精神を持つこと、前向きに生きること、支部長の熱弁はしばらく続いた。
カラス「ところで、PLって何の略ですか?」
支部長「Perfect Liberty です。」
カラス「ほぉ。Libertyというと?」
支部長「自由です。」
カラス「完全なる自由ですか。Peace&Love だと思っていました。」


 隣の座席からさめた笑い声が聞こえる。少ししらけた空気を断ち切るように後部座席の走る公務員氏が話し始めた。


走る「高校の時、英語の授業で『自由』の英訳を当てられた生徒がいたんです。そしたら、その生徒、『分かりません。でも。自由の女神はthe Statue of Libertyと言います』と答えた。」
カラス「最初のところ、もう1回」
走る「 Statue です。スタチューです。塑像(そぞう)という意味です。」
カラス「ほぉ。」
走る「そしたら、英語の教師が『よく知っているね。じゃ、自由は?』。それでも答えられない生徒に、教師が『さっきの英単語の中にあるよ』と助け船を出すと、『Statue』」と答えてしまったんですよ。」
全員「なるほど・・・」と、しばらく和(なご)やかな笑い声が続いた。


 スタチューの訳(意訳)が女神か。女神と言えば、そう、車中の話題は里見香奈倉敷藤花に戻っていったのです。初防衛の瞬間の6時間前の出来事でした。



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