普及活動

karasunogyozui2009-03-16

普及指導員になって3年となったようで、連盟から3年に一度の更新費の請求が来ています。この更新費の意味合いが良く判らないのですがもともと制度として決っていた事なのでしょう。私が疑問に思うのはこの更新費に消費税がついている事です。(年会費にはついていません)自分の趣味とはいえ、3年間無償ボランティアとして将棋の普及活動にいそしんできた者にはプライドがあります。普及のためお金が必要であるとするならば喜んで出しますが、もし日本将棋連盟が普及指導員制度を金儲けの手段としてみている部分があるとするなら、それは将棋の普及を第一の目標に掲げている連盟のありかたとしてはおかしいのではないでしょうか?



将棋の発展を考えるとこれからは女性への普及に力をいれて行かなければならないと思っています。環境さえ整えば、女性も将棋を楽しみそして強くなることが出来ると思います。もともと男女で将棋を指す能力に差があるとは思っていませんので。まずは西部支部主催の大会で女流名人戦を創設して気楽に女性が大会に参加できる環境を作っていくことから始められたらと思います。



現在、女流プロ棋界は二つに分裂しています。それぞれに言い分はあると思いますが、わずか50名ほどの組織が二つにわかれても普及活動の妨げになるだけです。
このままでは、将来展望がはっきりしない女流プロになりたいと希望するこども達が増えるとは思えません。米長会長もブログで述べられていましたが、女流は女流同士で話し合うのが一番です。連盟に残った女流棋士はいつまでも男性棋士に頼るのではなく自立すべきだと思います。そしてお互いもう一度話し合い、再度一つの組織としてまとまって貰いたいと願います。



※写真は尊敬する米長会長からいただいた色紙です。