01支部対抗戦・東京物語(前)
01年の支部対抗県代表は西部支部、選手は平野琢也*1(32)、岡田順治(47)、安田一也(40)の3名。
4月27日夜、応援団5名を入れて計8人で、ワゴン車に乗り、東京へ向かった。
28日は、東京観光。墨田川を船で浅草までいくというコース。しかし昼過ぎに入った写真の不可解なビルにあるビアレストランがよくなかった。みんながハイになってしまい、特に選手団に故障者が出たのである。
29日、いよいよ第30回全国支部対抗戦。
全国の代表68支部が参加したこの大会、この年の予選リーグは4チームのうち1チームのみ通過。(例年は2チーム)
さて、選手3名は昨日の前夜祭も早々に切り上げ今日の日に備えたのだが・・・
平野さんは、前々日からの風邪(高熱)のため、大きな白いマスクで自慢のヒゲが見えない。
岡田さんは、慣れない長旅でダウン(飛行機にすればよかったと悔やんでいる)。
安田さんも、東京の水(酒)に体調を崩し、顔色がない。
まず、初戦の相手は長野県松本支部、平野さんは勝ったが、あと二人は負けた。やはり西部支部の精鋭をもってしても駄目なのか。
二戦目の相手は、兵庫県の三洋電機洲本支部。県予選36チームの激戦を戦い抜いた支部である。県予選4チームの鳥取県が勝てるのだろうか。
最初にマスクの平野さんが負け、西部支部の行く手に暗雲が漂ったかと思いきや、安田さんが奮起、鮮やかな逆転勝利。続いて岡田さんが勝ち、強豪洲本戦を制し、最終第三戦に辛うじて望みをつないだ。
三戦の相手は、ここまで二戦二勝の静岡県沼津支部。予選突破は選手三人が全勝以外にない高いハードル。
ところが、対戦までの昼食休憩時間、選手三人は疲れと病のせいか、重く口を閉ざし身じろぎもしない。
*1:現神奈川県