西部名人戦

karasunogyozui2010-09-23

 西部名人戦は1978年(昭和53年)から始まっている。西部支部創設は1980年4月なので、それ以前からこの棋戦はある。当時の人に聞くと、米子支部*1に在籍していた高木栄典氏が独自に始めた棋戦のようで、数年後に高木先生は米子支部を離れて、新たに道場を構え、西部支部を創設した。
 この棋戦は、高木先生の志を受け継ぐ現在の西部支部にとって、最も重要で誇り高い棋戦である。
第1期から第10期を振り返ってみると、当時40代の山根・勝部氏、60代の角氏(画像)が名を連ねている。第4期から30代前半の上村・平井氏が台頭してきた。当時は、40代を軸に30代が追い上げる展開だった。
 本池名人がまだこの世に生まれる前の話である。

 年 度  西 暦  名 人
1 期 昭和53年 1978 山根一郎境港市
2 期 昭和54年 1979 角行孝 (境港市
3 期 昭和55年 1980 勝部素光 (米子市
4 期 昭和56年 1981 上村猛 (米子市
5 期 昭和57年 1982 上村猛 (米子市
6 期 昭和58年 1983 平井正人 (米子市
7 期 昭和59年 1984 平井正人 (米子市
8 期 昭和60年 1985 山根一郎境港市
9 期 昭和61年 1986 平井正人 (米子市
10 期 昭和62年 1987 山根一郎境港市


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*1:(93年に西部支部と合併し消滅)