西部名人戦
西部名人戦は1978年(昭和53年)から始まっている。西部支部創設は1980年4月なので、それ以前からこの棋戦はある。当時の人に聞くと、米子支部*1に在籍していた高木栄典氏が独自に始めた棋戦のようで、数年後に高木先生は米子支部を離れて、新たに道場を構え、西部支部を創設した。
この棋戦は、高木先生の志を受け継ぐ現在の西部支部にとって、最も重要で誇り高い棋戦である。
第1期から第10期を振り返ってみると、当時40代の山根・勝部氏、60代の角氏(画像)が名を連ねている。第4期から30代前半の上村・平井氏が台頭してきた。当時は、40代を軸に30代が追い上げる展開だった。
本池名人がまだこの世に生まれる前の話である。
期 | 年 度 | 西 暦 | 名 人 |
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1 期 | 昭和53年 | 1978 | 山根一郎 (境港市) |
2 期 | 昭和54年 | 1979 | 角行孝 (境港市) |
3 期 | 昭和55年 | 1980 | 勝部素光 (米子市) |
4 期 | 昭和56年 | 1981 | 上村猛 (米子市) |
5 期 | 昭和57年 | 1982 | 上村猛 (米子市) |
6 期 | 昭和58年 | 1983 | 平井正人 (米子市) |
7 期 | 昭和59年 | 1984 | 平井正人 (米子市) |
8 期 | 昭和60年 | 1985 | 山根一郎 (境港市) |
9 期 | 昭和61年 | 1986 | 平井正人 (米子市) |
10 期 | 昭和62年 | 1987 | 山根一郎 (境港市) |
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