日本の原風景・板井原集落(前)

昨日は連休の中日。鳥取県に住んでいながら、東部の八頭(やず)郡に行ったことがない。昨夜来、突然思い出した山間の古民家。去年TVで放映されたのだが、番組初めの頃、ナビゲーターの女性タレントはロケ地があまりの田舎だったので不服そうであった。しかし、途中から集落の老人の昔ながら質実な生活ぶりに触れ、カマドで炊いたご飯や手作りの山菜を頂き、最後は「人生でこのような大きな出会いをしたことがない」という位の感激のシーンで終わったのである。


で、国道9号線を東に走り、鳥取市から鳥取道に乗り、用瀬(もちがせ)から長いトンネルを4本抜けたところが、目的の智頭(ちず)町。杉の町で有名なところ。


智頭ICを降りて、警察の裏手から山道を走ること10分。
目指すは、標高400Mの山間にある伝統的建造物群保存地区の板井原集落。


大きい車だとすれ違いはできません。狭い山道を上がっていきます。
このトンネルは42年前に開通、それまでは智頭からクルマで上がってくることはできなかったようです。


トンネルを抜けるとそこは・・・。駐車場でした。


かまど(火間土)は、日曜のみ営業の食事処。


500メートルほど歩きます。


板井原集落は・・・、すべて山の中である!


水の流れる音、カタカタと水車の回る音・・・。静かな静かな集落です。


過疎化が進む現在は6軒ほど。50年前は24軒でどの家も3世代住んでおられたとのこと。


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