大塚まちあるき

 TVや新聞は高速道路の渋滞や上海万博の喧騒ぶりを伝えているので、家でゴロゴロしている訳にもいかず、どこかへ行かなくてはと思い、山の方へと向かった。  
 今年は春先から寒い日が多く、我が家の炬燵は四月の終わりまで働いた。ところが、GWに入り気温は一気に上昇。車中、日差しが強く、冷房をつけると、「今年は春がなく、一気に夏になった。」と独り言をいいながら向かったのが、西伯郡南部町賀祥の緑水湖。鯉のぼりを上げる家も少なくなりました。緑の湖面をまたぐ鯉のぼりを見ながら、しばし休憩。





 続いて、法勝寺から伯太町を経て、安来の大塚へ到着。伯太川の土手の下にある静かな集落ですが、たくさんの人が歩いていて、店が出ている。ちょっとした祭りのようである。朝ドラ「ゲゲゲの女房」でヒロイン松下奈緒が演じる水木布枝さんの出身地で、昨日(5/2)は1000人の人出があったとのこと。(ちなみに同日境港は5万人の人出で、市の人口を越えていた。)


 大塚まちあるきのパンフレットによると、『大塚の町には、生活に必要なものがすべてそろっていました。魚屋さんは三軒もありましたし、豆腐屋さんも二軒、八百屋さん、呉服屋さん、雑貨屋さん、パーマ屋さん、床屋さん、お医者さん、歯医者さん、仕出し屋さん、和菓子屋さん、旅館、銀行に芝居小屋までありました。』


 第1スポットは「ゲゲゲの女房のふるさと展」。2階建ての木造の家屋に床が落ちないかと心配するほどの見物客。NHKから提供された朝ドラの写真がメインです。
 第2スポットは「布枝さんの生家」の酒屋です。ここも大勢の人でしたが、布絵さんと4年間共に暮らしたという生家の奥様に水木夫婦の結婚式の写真の説明を受けました。これが竹下景子、これが大杉蓮と白黒の写真を指差しながら、親族に祝福された式の盛大な様子が分かりました。
 で、結婚式の場所を訊ねると、米子市内だけど個人の家なので場所は教えることはできないと言われました。四、五十人の親戚縁者が集まり合同写真を撮影できる大広間がある家と言えば、一体どこなのでしょうか?


メインストリート


ゲゲゲの女房のふるさと展


布枝さんの生家


 さて、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」の収録がつい最近あったようで、5月31日と6月7日のどちらかて安来の大塚が紹介されるようです。鶴瓶さんと水木さん役の向井理さんが布枝さんの生家に突然訪ねてきたとのことで、生家の奥様も登場(出演)されるようです。
 安来市大塚は、米子から10数キロ離れたところにある身近な町でした。


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