歴史に残る一日


 里見香奈新女流名人誕生のニュースに興奮覚めやらず、今日もまた筆が進みません。この喜びをどう表現すればよいのか、言葉がつながらないのです。この手詰まり状況をどうしたらよいのか。・・・という訳で、本日は未発表の広沢画伯の絵を紹介します。(画像


 以下は昨年3月21日の日記の再掲です。
 昼も近づくと、晴れ間も見え、雨も上がった。昼過ぎに米子を出発、クルマで出雲に向かう。同乗したのは、米子東高の広沢君と遠藤君。そう、広沢君の描いた里見香奈倉敷藤花肖像画を本人に届けるために、待ち合わせ場所のイズミに向かったのである。15日の日記で書きましたが、「伏し目がちに考える香奈さんのやさしい表情を鉛筆一本の濃淡で表現している。実物なのか、絵なのか分からなくなってくる。道場の誰も息を飲んで、立ち止まって見ている。」という名画なのである。
 2時半待ち合わせ場所で包みを解き、肖像画を取り出すと、香奈さんも妹の咲紀ちゃんも目を丸くして見ている。お母さんも「宝物にします。」と喜んでくださった。


 実は・・・。広沢君(元々美術部)は高2の時、将棋を始めた。三森君の入学に備え、高文祭の団体のメンバーを組みたいが、あと一人足りない。そこで、将棋部主将の遠藤君に誘われたのが広沢君だったのである。そして将棋の魅力を知り、何よりも里見香奈さんの大ファンとなった。広沢君との交友関係が深まるなかで、絵のうまさをよく知っている遠藤君が肖像画を描くように勧めたことが、この日の出会いのきかっけとなったのである。
 香奈さんから色紙をプレゼントされ、そして初めて話をすることができた。広沢君にとって、歴史に残る一日となりました。


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