なつかしい時

karasunogyozui2009-12-08

 日曜の午後、道場になつかしい顔が見えた。鳥取の吉田君、いやいや社会人となった東京の吉田泰将君(27歳)が所用もあって帰省。松江の朝日の大会を見学したあと、道場を訪ねてくれたのである。吉田君は中学一年の頃から、米子の大会に参加していて、中学・高校を通じて鳥取県のトップにいた逸材で、同志社大学進学後も将棋を続けてきた。


 この日、松江の大会で松本憲太郎、本池、三森君らの将棋を観戦、レベルが高くなってきたを実感したようで、「ボクの高校時代の棋譜を見たら、彼らは笑うだろうな。」と振り返っていた。
 吉田君は斉藤健一君(名和町)・深田尚洋君(倉吉市)らと同年代で、県の高校棋界の新しいページを開いた。吉田君が高校新人戦で斉藤君に勝ち優勝したが、全国大会では吉田ベスト16、斉藤ベスト4だったと当時を振り返っていた。一方、深田君は吉田・斉藤の影に隠れていたが、地元倉吉で将棋を続けており、今年の山陰名人戦で3位の成績を残している。

 
 さて、一昨日の松江の大会の結果を見ると、3クラスの入賞者12名のうち、10歳未満2名、10代7名、うち西部支部道場6名となっている。吉田君が高校生の頃の十年前に将棋を指していたのは、藤井氏と小川さんの二人ではなかろうか。
 吉田君との歓談の一時(ひととき)もあっという間に過ぎると、米子空港の最終便で東京に帰っていった。


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リンク先→リレーエッセイその164吉田泰将
画像は金の成る木 季節の花300