だんだん 2008.10.30
NHKの朝ドラ「だんだん」は始まって1ケ月。
松江では昔「だんだん祭り」という祭りがあったが、いかにもザイゴ(在郷)という感じで、後に「水郷祭」と改められた。(当時、松江の人はそのネーミングを恥ずかしがっていた。)今やその「だんだん」が番組のタイトルとなったわけで、時代の変化を感じる。
さて、番組を見ていると、不自然な箇所がある。松江は茶をよく飲むところであるが、抹茶の立て方が早すぎる。最も目につくのは、「だんだん」がやたらと使われていることだ。米子では死語に近いのに、島根県ではいまだに「だんだん」なのでしょうか?米子では循環バス「だんだんバス」(画像)*1ぐらいですよ。
そう言えば、今月対局のため上京した出雲の里見香奈女流二段。東京の方から「『だんだん』って話して下さい。」と言われて困ったとか。まあ、実際のところ、お年寄りが使うくらいで、一般にはほとんど使われなくなっています。
残念ながら、視聴率は前宣伝の効果もなく20%を切っている(近年の傾向)ようだが*2、里見香奈女流二段がインタビューで「だんだん」を使えば視聴率は一気に上がるかもしれませんね。