立派な社会人

karasunogyozui2009-09-20

 昨日の道場は、久しぶりの盛況であった。
 中でも、安達圭一君が休暇で帰省していて、高校生の三森君と10秒将棋を指していた。相変わらすにぎやかで話し声が途切れることがない。隣で小学生を指導している阿部副支部長が「よく、しゃべるなぁ。」と笑いながら見ている。
 少し離れた所で対局をしていた足立副支部長が「(圭一君は)今、学生だったかな。」と声をかけると、「いえ、社会人です。」「そうか、社会人か。」「はい、立派な社会人です。」「ほう・・」「ボクは立派な社会人です!」
 その瞬間、一斉に笑い声が起きて、道場の中に和やかな空気が流れた。

 
 十年前の上福原道場の頃は、まだ中学生だった圭一君が、今と同じでギャクを連発して、皆を笑わせていた。三度の飯より将棋が好きで、夜遅くなっても帰ろうとしない。私の車に自転車を無理やり積み込み、家まで送って行ったこともあった。
 大学を卒業して3年、東京で地道に働いている。好きな将棋からも少し遠ざかっているようだ。


 画像は13日のアマ王将位山陰大会で、長岡俊勝氏と対戦する安達圭一君(右)。


カラスの勝手 「人気ブログランキング」に参加しています。
←ここを1日1回応援のクリックお願いします。