メダカを見ていた頃


 昨日午後の道場は、身近な人がテレビに出ると言うので、ほとんどの子が対局をやめてテレビの前に集まっていた。NHK教育TVの小学生名人戦、解説が羽生名人、聞き手が里見香奈倉敷藤花。映像の中では、妹の咲紀ちゃん(昨年3月の西日本大会)も登場していて、里見姉妹の人気はやはり全国区と感心していた。
 思えば、3年前の梅雨の日、西部支部道場で将棋大会(公認普及指導員の資格を得た興津氏の祝賀将棋大会)を開いた。出雲から里見さんご一家が駆けつけて下さって、大いに盛り上がった大会であった。香奈ちゃんは、あの時が中学校3年生で、将棋が終わると道場外の水槽のメダカ(画像)をしゃがみこんで見ていた。あれから3年。月日の流れは早いもので、香奈ちゃんは遠い人となり、テレビの中で羽生名人とトークしていて、その画面を道場の子供達がじっと見ている。
 連盟の顔としてマスコミに出る機会が増えることは、トップ棋士の証(あか)し。これからの女流棋戦での益々の活躍を祈っています。


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