新聞いろいろ

　昨日は気温も上がり、急に春めいてきて、松江の城山近くを歩いていたら、遠目に桜の咲き始めが確認できました。日曜までの突風が嘘のような天気です。

　4月ともなれば、移動の時期で、職場によっては転勤もあります。隠岐島に転勤となった友人の話ですが、職場で新聞を読んでいる同僚が二人いて、その二人実はあまり仲がよくないらしい。毎朝、言葉を交わすわけでもなく、新聞とにらめっこしている。近づいてみると、二人とも昨日の新聞を読んでいる。はぁー、そうかと気づくのに少し時間がかかったとのことで、実は、隠岐島は本土からフェリーが正午頃到着するので、新聞の配達は午後になる。ですから、隠岐の場合、朝刊は昼に職場で読むか、夕方家に帰って読むかということになるようです。

　何年か前、親族の結婚式で、福井に行った時の話です。早朝、バスで出発、高速をひた走った。名神の大阪あたりの都会の風景もあっという間に、滋賀県から北陸道に入ると山陰に戻ったような錯覚を覚える。式場は福井市よりさらに奥の勝山という所。盛大な結婚式で長時間の披露宴であったが、スピーチの順番が回ってきた。
「え〜、米子から来ましたカラスです。福井と山陰には重大な共通点があります。はい、新聞が朝刊しかないといことです。夕刊がないのです・・・」から始めたのですが、参列者は福井と山陰の人ばかりで反応が今ひとつで、「ユウカンって、なんですか？」と後から聞かれた記憶がある。
　この話を東京の人にしたら、目を丸くしながら「えっ、夕刊がないところが日本にあるのですか！」と言葉が返ってきた。
　

　最後に福井に行ったら食べたいラーメンです。（写真）
　某ブログより（2007.6.16）→リンク先
　おいしいラーメン屋を紹介しよう。「博多らーめん田中」は本場博多で長年修行して最近オープンしたばかりの店だが、とてもお薦めである。とんこつはやはりこうでなくては、と思わされる一品だ。場所は福井市花堂町で、花堂交番と消防署の間にあるので分かりやすい。

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