karasunogyozui2009-02-26

昨日はM3カルチャースクエア将棋教室の日でした。生徒はまだ4名と少人数ですが、まったくの初心者から半年でかなり指せるようになってきました。少数精鋭でしっかり指導することができましたので。その生徒の中の一人、M君(小6)が4月から鳥取市に引越しすることに決まったそうです。米子の中学で活躍してくれることを期待していただけに残念です。ところで鳥取市にもこどもが将棋をさせるような教室はあるのでしょうか・・・?





今日は駒の話を少し。
西部支部道場で使っている駒は木彫りの駒です。材質はシャムつげ(厳密には柘植ではありません)がほとんどです。書体は錦旗が主ですが、略字体や一字彫なども使っています。これはこども達にいろんな書体の駒になれてもらうためでもあります。


指導員がこども時代通った道場の駒はほとんど略字体の駒で、最初飛車、角の裏字の区別がつかず苦労した思い出がありますので。もっとも西部支部道場に来る大人達は駒の書体などほとんど関心がないようですが・・・。一字彫りの駒だけは使いにくそうです。


大会で使うプラ駒は錦旗か水無瀬の書体が多いのですが最近のものはずいぶん質感が良くなってきています。盤と駒にも相性があって桂の盤にはシャムつげが合いますし、プラ駒にはやっぱりゴム盤が合いますね。


こどもが覚えやすいことや海外普及のことなどを考えると、一字彫りのプラ駒(裏赤)があってもよいと思います。(あるのかもしれませんが見たことがないので)将棋の駒も将来的にはカラフルな色のものや、形が変わったものが普及するようになるのかもしれませんね。



昨日おこなわれた王将戦第5局33手目深浦挑戦者が▲7五銀と仕掛けた局面です。
指導員お気に入りの盤駒です。



※写真は西部支部名人戦3番勝負で使った駒です。
 淘水作 錦旗書 御蔵島柘植彫駒