ミョッサリエヨ?


 昨日のおでんの話の数日前のことですが・・・
 慶州(キョンジュ)という日本で言えば奈良のような風景の所があります。そこに仏国寺(画像)という大きな寺があって、料理人と指導員と3人で歩いていたら、若い女性が話しかけてきたのです。髪が長く背の高いきれいな女性で、日本語は完璧。頼みもしないのに、熱心にガイドをしてくれるのです。料理人がガイド料を聞けというので訊ねてみると・・・


キム嬢「母がお店(土産物)をしているので、帰りに寄ってください。」
カラス「そう、簡単なことだ。帰りに寄るよ。ところで、韓国語で『何歳ですか?』はどういうんだったけ?」
キム嬢「『ミョッサリエヨ』です。」
カラス「じゃ、キミ。ミョッサリエヨ?」
キム嬢「日本と同じで、韓国でも女性に年を聞くのは失礼なんですよ。」
カラス「そりゃそうだ。話を変えよう。えと(干支)は何ですか?」
キム嬢「えと?」
カラス「そう、えと。生まれた年を12種類の動物で・・・」
キム嬢「?」
カラス「ねずみ、うし、とら・・・」
キム嬢「はいはい、分かります。私は豚です。」
カラス「エッ・・・?」
キム嬢「豚ですよ。」


 それはオカシイと吹き出しそうになって、最初から答え合わせとしていくと、11番目までは同じ、でも最後が違う。
カラス「それはいのしし(猪)が正しいよ。」
キム嬢「でも、中国も12番目は豚ですよ。」
 そう言えば、西遊記猪八戒(ちょはっかい)も豚であり、干支は元々中国から入ってきたものだから、やはり豚なのだろう。しかし、細身の若い女性が豚年というはいかがなものか。


カラス「そうか。来年の干支だから、23歳か。」
キム嬢「いいえ、24歳です。生まれた年を1歳で数えますからね。」
 以上、干支の話でした。
 

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