ごあいさつ

karasunogyozui2009-01-01


 支部長 田中康晴(日本将棋連盟鳥取県西部支部)


 皆様新年あけましておめでとうございます。
 今年も「楽しく、仲良く、より美しく」将棋を指したいものです。皆様方のご協力とご支援によりまして、昨年12回にも及ぶ将棋大会及び各イベント行事を盛大に有意義に開催させて頂きました事に感謝いたしております。
 次の世代を担う青少年育成子供将棋大会も併せて行っております。いつの大会でも30人以上の参加を頂いております。これも、週一回の子供将棋教室の講師である阿部一彦棋道指導員、興津信之普及指導員のご尽力のおかげであります。
 そして、アマチュアの小学生時代には当支部の大会に参加して頂いていた里見香奈女流プロが、ついに平成20年11月23日第16期倉敷藤花戦三番勝負で清水市代女流に2連勝し、林葉直子女流、中井広恵女流に続く史上3番目の若さで初タイトル。誠に喜ばしい年となりました。
 又、第31期鳥取県西部名人戦は、史上初の高校一年生対決となり、挑戦者の境高校の本池達也君が名人の米子東高の三森和明君を破って初タイトル。
 何歳になっても将棋を指すことは楽しい、面白いゲームであります。駒得よリスピードの寄せの計算、相手の攻防の次の一手に局面が大きく移り変わります。時代とともに定跡とされた手が通用しなくなるほど将棋も進化し続けています。新手を発見した時の喜びを胸に秘めて夢を追い続けさせて頂けるのも、将棋という素晴らしいゲームのおかげです。一人でも多くの将棋ファンが誕生し、大会に参加されることを願っています。


写真里見香奈倉敷藤花と田中康晴支部長(08年5月3日、米子市勝田町・米子東高同窓会館)