里見香奈応援団、倉敷へ行く(後)

karasunogyozui2008-11-25

 23日の倉敷藤花戦三番勝負第二局。美しい女性対決に反して(?)、会場はほぼ中年以上の男子で埋まっている。もちろんわが西部支部も含めての話であるが・・。
 西部支部は後方の座席に陣取っていたが、少し前方に香奈ちゃんのお爺さんの姿が見える。しばらくすると、里見さんご家族もその隣に座った。それから、松江や岡山の知った顔も見える。


午前中の対局風景 山陰中央新報24日23面


 午前中の手順を並べ終わると、いよいよ公開対局のはじまり。


42手目の局面を見た時、一瞬、明日の月曜の第3局のことを考えた。・・・が、次の▲6五桂を見て、ほっと一息。


 会場の別棟では大盤解説会。立錐の余地なしとは、このことか。解説の有吉九段によると、42手目の図は関西の若手の間で研究されている順で、ここでは、後手はあまりよくならないとのことだった。局後の感想戦では、清水さんは「あえて踏み込んだ」と語っていた。
別棟の大盤解説会場

有吉九段と安食女流初段


熱気あふれる会場の外は、のんびりとフリーマーケット


 60手目△7八飛に料理人は▲9六角△8七歩▲5五角△同歩▲6四桂の順を説明する。そこに大盤解説会から帰ってきた長老、▲8七竜△6七桂成で先手優勢と説明。それはない!攻めの将棋でここまで駆け上がってきた香奈ちゃん。成り駒を自陣に引くことないと思うよ、と話していたら、料理人の解説が的中した。応援にもはずみがついてくる。


終局の風景。おめでとう、香奈ちゃん。


喜びの里見さん一家 山陰中央新報24日23面


 有吉九段も入って感想戦のやりとりで、負けた清水さんは口数少ない香奈ちゃんを姉のようにリードしていた。さすが女王である。表彰式で伊東香織倉敷市長が、「清水さん、また倉敷に帰ってきてください」と言葉をかけていた。来年の倉敷藤花戦が清水ー里見の再戦となることを期待したい。


 さて、西部支部の応援団の面々、里見香奈新倉敷藤花誕生という歴史的瞬間に幸運にも立ち会うことができ、全員が少し興奮気味に倉敷を後にした。そして、昨日も今日も、誰に会っても香奈ちゃんの話題。NHKの朝ドラではないが、だんだん!香奈ちゃん。


 西部支部道場日記は里見香奈倉敷藤花を応援してます。


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