第８回将棋教室対抗戦続き - 西部支部道場日記

今回の第８回将棋教室対抗戦は前回大会までとは違いチームの順位を決めずに５勝金賞、４勝銀賞、３勝銅賞の表彰となりました。もともと級位者が対象の大会なので、より交流戦の意味合いを深めたということで良かったと思います。賞品の数も増え、参加賞もあったのでこどもたちも喜んでいました。

西部支部道場から２チーム参加しましたが、今回は他地域のこども達との交流と来年の文部科学大臣杯に向けての強化の２つを目標としました。そのため２チームとも同じ小学校同士でメンバーを組みました。特にAチームは３人とも５年生なので来年の文部科学大臣杯での活躍を期待してのことです。

Aチームの三人はかなりの実力なのですが、あまりにも序盤が下手すぎです。田中兄弟は物怖じしないところや時々ものすごく良い手を指すことがあるのですが、簡単に負けてしまうことがあり安心して見ていられません。井田君はしっかりした将棋を指すのですが、経験不足のためか結果が出ていません。来年に向けての課題が見つかったということです。

Bチームの竜之介くんは見事５連勝の好成績を挙げてくれました。倉敷王将戦での悔しさをバネに一回り大きくなってくれたようです。晃之介君、真之介君はまだ４年生なので今後に期待です。

今回はトラブルもなくスムーズに会場までの往復もできたし、子供たちもしっかり将棋が指せ良い経験になったと思います。参加してとても楽しい大会でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今大会では強い女の子が何人も参加していて驚きました。鳥取県ではまだまだ将棋を指す女の子が少ないので今後の普及課題です。あと要望ですが、年２回同じ大会をするのではなく３月の大会は級位者限定の枠を外し最強チームを決定する大会にしてもらえないでしょうか？できれば初段以上のこどもにも参加の機会を与えてあげたいと思っています。

緒戦のAチーム孝康君いきなり女の子に負けてしまいました。