月間MVP

karasunogyozui2008-07-31

 昨日の倉敷藤花戦、里見香奈女流初段は鹿野初段に勝ち、ベスト8入りを決めた。これで今期7−0と好調、4日の女流名人戦A級リーグの対千葉三段戦が楽しみである。
 

 さて、7月の月間MVPは、アマ名人戦準優勝の岡田順治氏(米子市)。
 今月6日(日)鳥取市で行われたアマ名人戦鳥取県予選。
 午後3時前、電話連絡が入り、ベスト4に西部が3人入ったという。岡田、松井、三森である。あと一人は鳥取の山内氏である。道場の中の空気は一気に盛り上がった。
「おう、7割5分の確率か」と電話口で話していると、「山内君だろう」と横から長老のさめた声。
 午後4時過ぎ、再び電話が入る。
「えっ、岡田・山内戦。そうか、ついに岡田氏の初の代表か。」
「やっぱり山内君だろう」と再び長老のさめた声。
 岡田氏が代表となった場合、祝勝会をどういう形でやったらよいかと様々なプランを話しかけるが、長老はニコニコして将棋を指すばかりであった。
 それから午後5時過ぎ、3度目の電話が鳴った。「負けた。今から帰る。」と短かった。西部の代表も、祝勝会の話もここで終わった。

 
 というわけで、今日は岡田氏の健闘を称えたい。
 なお、仄聞(そくぶん)するところによると、翌日7日(月)の夜、長老と棟梁と3人の慰労会があったようである。酔拳(すいけん)の棟梁は、岡田氏に勝つと「ワシは鳥取県の2位に勝った」と大変ご満悦であった。
 今年のアマ名人戦鳥取県予選での岡田順治氏の活躍は、長く語り継がれることでしょう。


 明日1日と、3日、4日は、指導員が更新します。(文部科学大臣杯小中学生将棋団体戦西日本大会、全国小学生倉敷王将戦


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写真は、98年7月、皆生温泉松濤園で、和やかな表情の西部支部の面々。
左から岡田順治氏、湯原幸雄氏、足立泰雄氏。