,08上期を振り返って(3)


 今年前半を振り返ると、県大会の主要なところは東部の山内、原田、松田の各氏が代表となっている。
 清新なメンバーでのぞんだ支部対抗戦は西部支部(阿部広、三森、本池)が代表となり、神戸の西日本大会では上位進出が期待されたが、予選通過に留まった。
 山陰名人戦では斎藤健一氏が2回戦で山内博文氏(大田市)に敗退した。気合を入れて向かった最後の大会(5月に東京転勤)だっただけに悔しさは相当なものがあったと思う。


 その山陰名人戦でベスト4まで勝ちあがったのが岡田順治氏(54)。1回戦の磯田愛広氏(仁多町)との対戦、序盤のミスで敗色濃い局面を徐々に盛り返し逆転勝ちした。独特の粘り強さは定評があるものの、50代になってからさらに強さを増してきた。
 この半年の西部支部を振り返って、記憶の糸をたどっていく時、岡田氏の活躍が何かしら日陰に咲いた花のように印象に残っているのは、どういうことなのだろうか。
 昨日の山陰10冠で書いたように主要タイトルから西部支部は遠のいている。このモヤモヤをスッキリさせてくれるのは、誰で、いつの日のことであろうか。


  人気blogランキングへここを1日1回応援のクリックお願いします

画像は岡田氏、左が山陰名人となる山内博文氏(大田市)。今年4月の山陰名人戦準決勝。