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　今月のMVPは、遠藤康平君（米子東高）。
　高校入学後に将棋を始めたので、棋歴は短い。毎週土曜、南部町から和田の西部支部道場まで通った。最初の頃は、小学生に混じって練習していたが、努力の甲斐あって１８日の読売将棋大会で、念願のBクラス優勝を果たした。
　また、今月３日の三森君の西部名人を祝う会を米子東高同窓会館で開催できたのは、彼の尽力によるものである。一方、１０日の高文祭県予選では三森君と共に団体戦に参加したが他校のマークがきつく残念な結果となった。
　３年生となり受験勉強に入るので、これが最後の大会と臨んだ１８日の大会。準々決勝で逆転勝利をおさめると、「神が降りた」と一言。さらに勝ち進み、優勝を決めると「神が降りた」を連発するが、表情はさほどに変わっていない。
　喜び方もいろいろあるものと感心していたが、「神が降りた」のフレーズが今も耳に残っている。

　写真は、里見香奈女流初段と。

　
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