karasunogyozui2008-04-14

昨日は松江まで山陰名人戦の観戦に行ってきました。


一回戦は鳥取県島根県の対抗戦8試合です。昨年は鳥取県の6勝でした。今年も事前の下馬評では鳥取県が5勝3敗ぐらいで勝つのでは、との予想が多かったようです。


結果は島根県が5勝し、久々の勝ち越しです。鳥取県側の予想と違う結果となったのはおそらく、


藤井真司(島根)○−● 山内宏悦(鳥取
川本哲也(島根)○−● 田中秀門(鳥取
西谷文夫(島根)○−● 加登脇秀樹(鳥取
の3局だったと思います。


藤井−山内戦、事実上の決勝戦といわれた一戦です。しかし現在鳥取県NO.1の山内君、対局が始まってもあまり気合が乗っていない様子で、実力を発揮しないまま敗れ去ってしまいました。山内君朝に弱かったのかな?


川本−田中戦、田中君の強さを知っている指導員は田中君が勝つのではと思っていました。
しかし川本君の将棋をはじめてじっくり見て、予想以上にしっかりした将棋だったのには驚きました。山陰の中学生ではおそらく川本君が最強でしょう。将棋は川本君作戦勝からそのまま押し切ってしまいました。


西谷−加登脇戦、実績から行っても加登脇さん有利と思っていましたが、加登脇さんの調子が悪すぎました。本来の粘り強い棋風を発揮することなく敗れたのは残念です。


(続きは明日書きます)


※写真は鳥取県代表の8名です。