感謝の気持ちを駒に乗せて

 昨日の第30期西部名人戦3番勝負。
 開会前のあいさつで、勝部素光名人(米子市)が十代の若手が台頭する西部棋界の移り変わりそして長年西部支部会員であることの喜びを語り、今日は将棋を楽しみたいと、万感の思いを込め胸のうちを話された。
 一方、挑戦者の三森和明君(米子市・福米中3)は「西部支部のおかげでここまで来ました。感謝の気持ちを駒に乗せて、今日は頑張りたいと思います。」と決意を語った。
 同時開催の市民将棋大会でのことで、100人近い方々(参加者、保護者)が二人の決意の言葉に聞き入り、拍手を送った。


 三森君の2連勝となったのは既報の通り。
 新名人となった三森君は、同年代の中・高校生から祝福を受けると、西部支部の役員の一人一人に頭を下げ、「ありがとうございました。」とお礼の言葉を述べて歩いていた。
 おめでとう!三森君。


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