不思議な将棋

 女人天下*1第40話に囲碁を打つシーン(画像)がある。が、妙なことに、盤上は白石と黒石の陣に分かれている。一瞬、我が目を疑っってしまった。
 ドラマは、ここで部屋に入ってきた占い師夫婦が「兄さん」と声を掛け、「碁石で将棋ですか?」と続ける。対局しているのは、義兄弟の僧侶と靴屋。すると、靴屋(右側)が「善悪の逆転した異常な世の中だ。碁石で将棋を打って何が悪い。」と悟りきった表情で返すのである。


 さて!世の中はどうあれ、碁石で将棋を指せる訳がない。分かりきった話である。何故、碁と将棋が一緒になってしまうか。いくら考えても、この脚本は理解できない・・・


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*1:16世紀前半の朝鮮王室の権力争いを描いたもので、チャングムの誓いと同時代である。