あいさつ


 昨日は、こどもの日。
 町内の路地を歩いていたら、ボール蹴りをしている子がいた。近づくとボールを手にして少し道を開けてくれた。そして、大きな声で「こんにちは」とあいさつしてくる。すると、路地の横の方にいた子も、同じようにあいさつしてくる。二人とも初めて見る子で、小学校の4,5年くらいだろうか。つられるように、私もあいさつした。挨拶と言うのはいいものだと漠然と考えながら歩いていたが、しばらくして、子供にあいさつされてから、あいさつを返す自分が恥ずかしくなってきた。
 

 ところで、児童文化センターの将棋クラブでは、阿部副支部長が対局の前に「お願いします」、終了後に「ありがとうございました」のあいさつを子供達に教えている。このクラブに参加していた小学生の話であるが、家でお爺さんと対局、駒を並べ終わると、「お爺さん。指す前に『お願いします』と言わなくちゃダメだよ。」と作法を語ったという。小学生のご家族から聞いた話で、数年前のことであるが、やはり挨拶とはいいものである。


 戻って、町内の小学生のあいさつの話であるが、彦名小学校は20年近く前にPTAで熱心な方がおられ、あいさつ運動というのを活動の一環として行っていた。定期的に登校時の早朝、保護者が街角に立ち、小学生に「おはよう」を連呼していた。その活動の成果と考えるが、町内では小学生の元気なあいさつの声が聞かれる。
 昨日の読売紙の編集手帳リンク先・読売新聞5/5)。こどもへの感謝を書いたものであるが、町内の路地でボール蹴りしていた子供に、このブログで「ありがとう」と伝えたい。


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