B型道場

karasunogyozui2010-03-08

 土曜午後の道場は、子供が中心でにぎやかで元気である。「こども教室」というコンパクトで美しい日本語でご案内しているが、子供達すべてが定時から定時まで整然と将棋を指しているわけではない。 
 最初のうちはよいが午後も3時を回った頃になると、静かに将棋を指している大人や大勢の子供達をよそに、隅っこにある本棚の漫画本(数冊しかない)を読む子や、パソコンのゲームに興じたりする子供達がいる。将棋を指してもらおうと、「○○君!」と声をかけて「何か用?」と答えが返ってくる場合はよい。何度呼んでも返事のない子もいる。一方では、仲のよい同士のじゃれあいからプロレスごっこに発展すると、次第にヒートアップしてくる。注意をして収まるのは、わずかの間である。
 最初のうちは将棋を指して、あとは遊びの時間の子供達。大人から促されて盤に向かうこともあるが、終わるとすぐ盤から離れ、また遊びの時間。この繰り返しの子供達。
 夕方五時を回って、子供を迎えに来た若いお母さん。パソコンのゲームに興じているわが子を見て、「今日はどうだったのでしょうか。」と、指導員氏の表情を伺う。「えぇ・・・。まだ小さいし、最初のうちはねぇ・・。」と母親の心配を慮って、やさしい言葉で返している。
 指導員氏がいて、和(なご)みの道場になっているのである。


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 なお、指導員氏によると、こども教室参加者はB型が多いとのこと。
 画像韓国映画「B型の彼氏」。主役の韓智慧(ハンジヘ)が、A型女子とB型男子の相性を書いた本を見ている。『B型の特徴のうち、長所は、素直な性格、開放的なこと、ユーモアを交えた話術などがあげられる。短所は、自分の主張を押し通し、周囲に気を使わない。自分の好きなことだけにのめりこんでいく点である。』