早指し

karasunogyozui2010-02-14

 昨日は久しぶりの晴天。道場まで米川沿いを自転車で走ったが、寒いことに変わりはなかった。
 道場に着くがまだ人がまばらで、包丁人の包丁談話(料理の話)を一通り聞いたあと、盤に向かった。序盤に私の失策があり、包丁人の圧倒的優位。普通なら投げる所だが、持ち時間が双方25分以上余しているので、続けることにした。やがて、A立氏と棟梁が現れ隣で対局を始める。「松本さん、時間がないがん。」と二人が包丁人に促すが、長考は続く。結局、最後は時間切れ。
 切れ味のよい得意の三間飛車で中盤までリードするが、終盤は時計の針が落ちてしまうというのが、30年前の皆生道場での風景。その頃と違い、今は時計がデジタルとなり、無情にも「0」の表示でチェスクロックは止まっている。変わらないのは、包丁人(いやいや昔は「早指しの松ちゃん」と言った。この場合の早指しとは、早く指せたらと言う願望の意味がこもっている)の無念の表情だけである。

 
 さてさて、今年は西部支部創設30年。長年、苦楽を共にし、裏方で支部を支えた人を中心に節目の年を祝う会を考えていかなければならない。
 以下は昨日の動き。
 3/14(日)の高木杯=海の幸=争奪将棋大会の賞品の手配が済んだので、前日の保管、当日の賞品搬入をA立氏ほかに依頼した。
 山陰名人戦(今年は松江開催)が4/25(日)に決定、地区予選の日程・場所を来週まで決めることとした。
 名人戦七番勝負第3局の大盤解説会が5/7(金)に決定、開催場所の選定を指導員に依頼した。



 カラスの勝手 「人気ブログランキング」に参加しています。
←ここを1日1回応援のクリックお願いします。


 画像韓国映画の名作「8月のクリスマス」(1998年)で婦人警官を演ずる沈銀河(シムウナ)。