山陰名人戦続き

karasunogyozui2009-04-20

昨日おこなわれた第36期山陰アマ名人位決定戦はおおかたの予想通り藤井さんと原田君の決勝戦となりましたが、若さの勢いで接戦を制した原田君が初優勝しました。出場2回目にしての快挙です。惜しくも敗れた藤井さんには主催者から初代「永世山陰アマ将棋名人」の称号が送られました。



西部勢はいずれも振るわず1回戦負けでした。(1不戦敗を含む)両県対抗戦で3勝5敗と鳥取県が負け越してしまった原因となってしまい残念でした。素直に反省し今後につなげていってもらいたいものです。



今回の大会は10代が5名と山陰棋界の若返りを象徴した大会でした。その中でも江山君(津和野高校2年)には注目です。遠路津和野から米子までの遠征にもかかわらず朝早くから会場設営の手伝いまでしてくれ本当にありがとうございました。その素直でしっかりした性格は将棋が強くなる必須のものです。将来の山陰棋界のホープとなることは間違いないでしょう。



同時におこなわれた山陰女流名人戦(山陰初の女流棋戦)には予想を上回る11名の女性の参加を得ることができました。(20代1、高校生2、中学生2、小学生6)将棋内容も思った以上に充実していたように思います。運営面ではいたらなかったところもあったと思いますが、これからも積極的に女流棋戦を実施して、より充実した内容にしていきます。参加していただいた選手の皆さん、またご協力いただいた関係者の皆さん本当にありがとうございました。




山陰名人戦対局風景



記念大会対局風景



女流名人戦入賞のお二人