境高かしのは会館(後)

 1月17日のW祝賀将棋大会は、本池君と交友関係のある人、そして里見香奈倉敷藤花を心から応援している人に声をかけ開催することになった。定刻前、出雲の里見さんご家族と境港の祖父の重利さんが姿を見せると、会場はパッと明るくなった。お父さんの彰さんは境高OBであるが、何でも母校に来るのは高校卒業以来とのことであった。大会では、香奈さん、彰さん、咲紀ちゃんの3人でチームを組んでもらい、祖父の重利さんには別のチームに入ってもらった。初戦で重利さんは孫の咲紀ちゃんと対戦。重利さんの実力を知っているだけに咲紀ちゃんが勝った時には少なからず驚いた。


 香奈さんには3局指して頂いた。
 中でも支部長は負けたものの、局後、勝つチャンスがあったと西部支部の面々に向かい何回も駒を並べていた。


 また、風車戦法をこよなく愛す山口久人氏(境港市)は香奈さんの中飛車の前に行儀よく居飛車を指し、桜のように散っていった。


 大会は3時過ぎに休憩に入り、みんなで本池君・香奈さんのお祝いの寄せ書きをした。その中で石飛公介氏(境港市)は香奈さんの寄書きの前で正座すると、しばらくの間(10分位?)長考に入っておられた。
 5時過ぎ、大会終了。
 「ごめんなさい。賞品はありません。皆で大きな拍手をしましょう。」と言うことで、優勝から3位のチームまで表彰した。


 「続いてですが、ここに10本の青いタオルがあります。里見香奈さんのグッズで『天空海濶(てんくうかいかつ)』と書いてあります。実は、日本全国探しても、これが最後の10本です。申し訳ありませんが、独断と偏見で10名の方を選びました。」
 という訳で、里見香奈さんから記念のタオルをお渡ししました。

 シルバーから、阿部一彦、渡辺昭美、山根一郎、石飛公介の各氏。
 倉敷に行った応援団から、足立泰雄、山口久人、倉橋邦夫、遠藤良和の各氏。
 西部名人の本池達也君と、最年少で個人成績4戦全勝の田口智博君(淀江小5)


 記念のタオルを手にする石飛公介さん。


 最後は誰からともなく声があがり記念撮影となりました。



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