明日、西部名人戦挑戦者決定大会

西部名人戦挑戦者決定大会の行方
 今世紀に入ってからの挑戦者決定大会のベスト4を生年別(西暦年)に見ていきます。太字はその後三番勝負に勝ち名人となりました。

年度 優勝 準優勝 3位
平成13年(01年) 池本健(66年)  法本春雄(41年)  山住道明(56年)三木徹(66年) 
平成14年(02年) 山住道明(56年) 岩敷覚夫(60年)  山根一郎(37年)高橋正美(24年) 
平成15年(03年) 法本春雄(41年) 三木徹(66年)  勝部素光(36年)高橋正美(24年) 
平成16年(04年) 田口智士(88年) 平野琢也(68年)  松下豊秋(50年)山根一郎(37年) 
平成17年(05年) 勝部素光(36年)  遠藤良和(72年)  法本春雄(41年)斉藤健一(81年)
平成18年(06年) 勝部素光(36年)  高垣裕之(68年)  岡田順治(53年)安田一也(60年)
平成19年(07年) 三森和明(92年) 塩見晴義(91年) 興津信之(54年)山根一郎(37年)

 こうして過去の戦績を見ると、70年代生まれ(現在の30代)は05年準優勝の遠藤三段一人。もっとも活躍すべき年代なのですが・・・。

 
 さて、挑戦者は誰になるのか?
 実績から見れば、4期名人位の山住四段、01年の名人の池本四段でしょう。また、練習量の多さを見ると、本池二段、次に興津四段、岡田三段、塩見(晴)二段でしょうか。しかし、過去の戦績を見ても分かるように、特に近年は十代から70代まで幅広い層が上位進出しており、混戦が予想されます。
 正直のところ、今回は全く予想がつかず、横一線の戦いになると思います。