方言の話
道場に来る子供達にクイズを出して楽しむのが、カラスの悪趣味の一つ。
小学校低学年なら、「世界の真ん中の虫は?」*1
小学校高学年なら、「奈良の大仏と鎌倉の大仏はどっちが先に立ったか?」*2
で、先月だったか、中学生が3人いて、でもこの子たちは大概のことは答えてしまうので、少考の後、英語の問題を出した。
「昔、美保基地に来たアメリカ兵(進駐軍)がジープで大篠津にある農家の前に乗り付けた。六尺もある黒人兵で、『ワラー、ワラー』と叫んだ。吃驚(びっくり)した家の主人はあわてて裏手の方から大きな藁(わら)の束(たば)を抱えて戻ってきた。しかし、アメリカ兵は手を大きく左右に振った。どうやら藁でない、ワラーとは何か?」
中学生3人とも首をひねっているので、勿体(もったい)ぶって、「ヒントは方言だよ」と言うと、「はぁー、そうか」と反応して「水ですね」とあっさり一言。頭の回転が速いんです、この3人は・・・。
答えはWATERのTがRとなってワラー。アメリカ南部の訛(なま)りで、戦後(1940年代後半)間もない頃の実話ということで、高校の英語教諭から聞いたものである。
ところで、こうした方言というか訛りは、人間だけではないようです。
コカコ(KOKAKO・画像)と言う鳥は、生息場所によって鳴き声が違うんだそうです。((((リンク先・kinokomushiの日記))))
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