一枚の写真


 昨日から一枚の写真(右の画像)を見ている。20年前のもので、前列中央の高木栄典先生を囲んだ戦友会の写真である。
 高木先生は平成3年に不帰の人となられた。その後しばらくして西部支部の機関紙を発刊しようということになり、君枝夫人*1。からお借りしたもので、不精(ぶしょう)なのでそのまま返さずいた。
 高木先生は昭和55年に新しく西部支部を設立すると、市内上福原に道場を構え、大会を毎月開催するなど、精力的に普及活動に努めてこられた。また、プライベートの付き合いも大切にされる方だった。
 沢山の思い出があるが、その昔、カラスの結婚式に届いた祝電は、「ヨメモメデ ショウギモメデテ オラガハル」とあった。高木先生の心暖まる作で、披露宴会場で思わず膝を叩いた記憶がある。
 その頃の道場(上福原)はいつも活気に満ちていたが、昨日土曜の道場(和田)も新しい小学生二人が入り、結局28名、上福原時代を髣髴(ほうふつ)とさせる盛況であった。境港のW会長も顔を見せ、17日の高木杯の松葉ガニの打ち合わせをしたり、それからチェスクロックの手配や諸々あって、忙しくしていた。
 高木杯が近づく二月は、なぜか皆の気持ちが一つになる季節である。誰もが高木先生に背中を押されているからかもしれない。
 今日はこれから河崎公民館の将棋大会に向かいます。


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*1:2月の高木杯の時には、必ず会場に姿を見せられていたが、すでに故人となられた