2002年のアマ王将戦山陰地区大会は、東京の樋田栄正氏が制した。95年（平成7年）の全国アマ王将が、はるばる米子まで遠征、山陰代表となったのである。
大会終了後、樋田さんは西部支部道場に寄られ、懇親の場を持った。頂点をきわめた方であるが、飾らない人柄で、米子の誰とも打ち解けられた。その夜、岩敷氏（大会運営係）は、樋田さんに十八番の原始中飛車で挑戦、緩めていただいたことを今でも語り草としている。生涯の思い出となる勝利であった。
この年は、関東のトップアマの参加で、米子は大いに盛り上がったのである。
心優しい樋田さん、今年も待っていますよ♪
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