領空侵犯

 今日の日経に「将棋を義務教育に」という大胆な記事があった。
 将棋には日本人の基礎能力を高める要素があるとして、「その効用には、勝負の厳しさ、負けてもへこたれない精神力を身につけることがあります。勝ち 負けを数多く経験し、反省を繰り返すことで、忍耐力など通常の学校教育では学び取ることのできない点や、人間として生きていくうえで重要な数多くのことを子どもたちは学ぶことができます。」としている。
 この事は、佐伯昌優九段が説く「将棋で精神の鍛錬を身につける」に通ずるもので、こうした角度から義務教育の科目とするのは、ある意味で時代を反映しており、斬新な切り口と言える。